<ぶらり長岡 (その4)>
世界が注目する長岡ブランド (火焔土器、錦鯉、酒) です!
夏には日本三大花火大会の一つ長岡の花火大会に多くの人々が集まりますよ。

<長岡ブランド>
火焔土器は長岡市にある馬高遺跡が発祥。
1936年に近藤篤三郎氏らによって初めて発見され
この遺跡で出土した燃え上がる炎のような形状が特徴の土器に
「火焔土器」という名が付けられました。
錦鯉は新潟県の小千谷市と長岡市(旧山古志村)が発祥。
鯉の交配により錦鯉が生まれたとされていますが
江戸時代後期には今の錦鯉の原型が作り出されたと伝えられています。
発酵・醸造のまちとして有名な長岡。
味噌・醤油・酒蔵が集中して立地する摂田屋は、
かつて江戸幕府の御領地として味噌や醤油造りが発達した地域です。
豊かな自然に恵まれてお米の生産が盛んに行われ日本酒の製造にも熱が入ります。

<摂田屋地区(味噌・醤油・酒)>
「摂田屋」 は、味噌、醤油、日本酒などの醸造文化が栄えた地区
この辺りは江戸時代、天領地(江戸幕府の直轄地)だったため、
特別に自由な商いが認められてきたこともあり、
醸造の技術が発達してきました。
そんな街の一角にあるのが、1887年創業の 「機那サフラン酒本舗」 です。
東洋のフレスコ画ともよばれる 「鏝絵」で 飾られた土蔵(鏝絵蔵)には
十二支をはじめとする17種の動物・霊獣・九種の植物が極彩色に描かれています。 破風や扉に施された色鮮やかな鏝絵が施され
白黒のなまこ壁と極彩色の鏝絵とのコントラストが美しい蔵です!
扉(戸前)に描かれた鏝絵は、
十二支、鳳凰、麒麟など縁起物尽くし、窓には鳳凰、軒下には2匹の龍。
軒下にまで鏝絵があるのは珍しいそうです。

※のんびりと散策することができました!
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機那サフラン酒本舗 |
明治から昭和にかけて
「養命酒」と勢力を二分した
幻の薬用酒「サフラン酒」
長岡の傑物吉沢仁太郎の屋敷の鏝絵蔵
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離れ座敷(機那サフラン酒本舗) |
木造2階建入母屋造桟瓦葺で
東面に唐破風玄関をつけ
三方に庇を廻す豪壮な外観
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庭園の池(機那サフラン酒本舗) |
「泳ぐ宝石」 とも呼ばれる
長岡が発祥の錦鯉が
優雅に泳いでいます
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星野本店 |
創業1846年の味噌醤油醸造元
一升瓶3,000本分が貯蔵できる杉桶
三十石桶が展示されています
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越のむらさき |
1831年創業の醤油醸造
旧三国街道の分岐点に建つ道しるべ地蔵
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吉乃川(酒ミュージアム) |
創業1548年の歴史を持つ蔵元
築約100年となる倉庫(常倉)を
改装した酒ミュージアム 「醸蔵」
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